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B-EN-G、「Oracle Endeca」を用いたビッグデータ分析支援サービス

 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は6日、日本オラクルのビッグデータアナリティクス製品「Oracle Endeca Information Discovery」(以下、Endeca)を用いたビッグデータ分析支援サービスを発表した。製造業、サービス業向けに提供開始する。

 Endecaは、企業活動に関連するあらゆるデータソースを統合し、使いやすい画面操作により、スピーディな探索を提供するデータ探索プラットフォーム。今回のサービスでは、Endecaの特長を最大限に生かすため、B-EN-Gが蓄積してきた活用ノウハウを製造業向けに提供する。企業はこれにより、高度な分析人材に依存することなく、仮説に基づいたデータ検索・分析を最短1週間で開始できるという。

 また、業務変革・意識変革の呼び水となる、各企業の業務データによる探索試行サービスや、業務部門でのデータ活用担当者に対する育成支援といったサービスも用意した。

 個別の事例では、保守担当者の作業日報、保守部品出荷、M2Mデータといった異なるデータを分析し、保守部品在庫の削減や顧客満足度向上に向けた取り組みに着手している機械メーカーがあるほか、現場に蓄積された製造データを活用し、歩留まり改善を試みている企業も支援しているとのこと。

 なおB-EN-Gでは、今回発表されたEndeca関連のサービスにより、初年度1億円の売り上げを目指している。

石井 一志