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京急建設、Office 365を導入~Office 365 ProPlusでOffice 2003からのスムーズな移行も

 日本マイクロソフト株式会社は3日、京急建設株式会社が、情報共有基盤をOffice 365に一新したと発表した。

 京急建設では、従来利用していたメールサーバーやグループウェアの老朽化から、システムの入れ替えを決断。IT関連の規定やセキュリティを順守できること、導入および運用コストを削減できること、社員のニーズを把握して反映することなどを選定条件として検討した結果、Office 365 E3を採用した。

 同社では、富士ソフトの支援のもとで、Exchange Onlineによるメールサービスを導入したほか、SharePoint Onlineによるポータルサイトの構築などを実施。さらに、Office 365に含まれる最新のOfficeアプリケーション、Office 365 ProPlusを活用した。

 Office 365 ProPlusでは、インターネット経由のインストール方法であるクイック実行を利用できるので、260ユーザーへ最新Officeアプリケーションの迅速な展開を実現。社内のOfficeバージョンを統一するとともに、自動アップデート機能を活用して、最新のバージョンを常に利用できる環境を整えた。これにより、2014年4月にサポートが終了するOffice 2003からの移行もスムーズに行えたとしている。

石井 一志