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TSS LINKがファイル暗号化ソフトの新版、“再暗号化機能”を搭載

 株式会社ティエスエスリンク(TSS LINK)は8日、再暗号化機能を搭載したファイル暗号化ソフト新版「セキュアプライム FE Ver.4.0」を発売した。

 セキュアプライム FEは、ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけの簡単操作で、暗号化・復号できるソフト製品。Windows/Mac両OSで暗号化ファイルを扱える利便性や、日本語OS以外にも対応するため、海外へのファイル送付にも利用できるのが特徴。また、スマートデバイス専用復号ツール「SPFE Dec」(Android版/iOS版)により、暗号化したファイルをスマートデバイスなどのモバイル環境でも利用できる。

 新版では、再暗号化機能を追加した。暗号化ファイルを開くと元のファイルに関連付いたアプリケーションで自動的に開き、保存時には自動的にファイルを再暗号化する。復号したファイルの消し忘れや、再度暗号化する手間、暗号化のし忘れなどのうっかりミスを防げる。復号した一時ファイルも残さず削除するため、情報漏えいリスクを軽減することが可能だ。

 併せて、評価期間を10日から30日へ延長。旧版(Ver.3.1以前)の評価期間が終了していても、Ver.4.0をインストールすることで再度評価が可能となっている。

 対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X Lion/10.6。スマートデバイスはAndroid 2.3以降、iOS 5.0以降に対応する。価格は、10ライセンスで3万6000円(税別)、100ライセンスで30万円(同)。