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パナソニック、全世界の製品サイトを「Adobe Experience Manager」で統一管理

 アドビシステムズ株式会社(以下、アドビ)は13日、パナソニック株式会社がエクスペリエンス管理ソリューション「Adobe Experience Manager」をグローバル規模で採用したと発表した。

 「Adobe Experience Manager」は、Web、モバイル、メール、ソーシャルメディアといったデジタルチャネルを統合し、ビデオを含むクリエイティブアセットを管理・配信することができる。

 パナソニックは現在、日本をはじめとする世界約70カ国において、一般消費者向け商品情報サイトを各国の言語で展開している。これまでその管理は現地スタッフが担当し、Webサイトの構成やデザインも国ごとに異なるため、新商品の情報更新時なども各国で分散管理していた。

 この状況を改善すべく、パナソニックはWebサイト管理コストの削減とグローバルレベルでのサイトイメージ、クオリティの統一によるパナソニックブランドの強化を目指し、各国で統一化されたWebサイト管理ツールの導入を検討。「Adobe Experience Manager」の導入を決めた。

 パナソニックでは3月末に「Adobe Experience Manager」を導入したWebサイトを、同社の北米地域で稼働させており、今後2013年度末までに約70カ国へ展開していく予定。

(川島 弘之)