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サンマーク出版、トレンドマイクロのクラウド型エンドポイントセキュリティ対策を採用

 トレンドマイクロ株式会社は22日、クラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Security as a Service」におけるエンドポイントセキュリティ対策が、株式会社サンマーク出版に採用されたと発表した。

 ビジネス書・実用書の発行、海外との版権売買、電子書籍の販売などの出版事業を手がけるサンマーク出版では、全国9カ所の営業所や埼玉の自社物流センターで使用する業務端末約60台を、東京本社のIT管理部門で管理している。これまでは、IT管理部門が購入した個人向けセキュリティ製品を各端末に導入していたが、遠隔地にある業務端末のセキュリティ状況をIT管理部門で把握できず、セキュリティ対策が徹底されているか分からないという課題があった。また、各端末に個別に導入したセキュリティ製品に対する更新時期の管理やセキュリティ対策費用の予算管理の煩雑さが大きな負担となっていた。

 そこで、管理サーバー不要で遠隔地の端末を一元的に管理できる点を評価し、2012年7月より、「Trend Micro Security as a Service」のエンドポイントセキュリティサービス「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス(VBBSS)」を採用した。

 これにより、ライセンス管理が一本化しIT管理部門の負担を軽減。また、VBBSSはWindowsやMacなど複数OSに対応しているため、社内のWindows PCやMacに対して一律のセキュリティポリシーを適用できるようになった。

 電子書籍事業を進める同社では、Android OSを搭載したモバイル端末の業務活用を積極的に行っており、今後こうしたモバイル端末にもVBBSSでのセキュリティ対策の導入すべく検討を行っている。

(川島 弘之)