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フュージョンとCBA、小規模コールセンター機能を提供する統合クラウドサービス

 フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(フュージョン)と株式会社コミュニケーションビジネスアヴェニュー(CBA)は14日、小規模アウトバンドコールセンター向け統合クラウドサービス「FUSION Connect 簡単・アウトバウンドパック」(以下、簡単・アウトバウンドパック)を共同開発したと発表した。5月20日より提供開始する。

 「簡単・アウトバウンドパック」は、1~10席程度の小規模アウトバウンドコールセンターに必要な機能を、クラウドサービスとして提供するもの。PBXやサーバー工事が不要なため、初期費用が安価に済むほか、必要な時に必要な席数だけシステムを拡張できる点がメリットという。また、050番号やソフトフォン機能もセットになっているので、すぐに業務を開始できる点も特徴だ。

 電話機能については、クリックするだけで簡単に発信できるほか、着信時にはPCのディスプレイ上に顧客情報を表示したり、会話をしながら架電結果を入力したりする機能も備えた。また、すべての会話が自動的に録音され、録音データの管理・検索も容易に行えるとしている。

 このほか、顧客履歴の一覧表示、各エージェントの架電時間や件数をチェックできるCDRレポートといったの管理者向け機能により、電話機およびメモや表計算ソフトなどで行われてきた作業をシステム化できることから、業務効率の改善も期待できるとのこと。

 価格は、初期費用が2100円、月額費用が1席あたり9975円。6カ月以上の契約時には、月額費用を1席あたり5514円に割り引く「6カ月割」や、初期導入を支援する有償オンサイトサポートも用意されている

(石井 一志)