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内田洋行、販売管理業務パッケージ「スーパーカクテル」がタブレットに対応

 株式会社内田洋行は19日、販売管理業務パッケージ「スーパーカクテル」のタブレットオプションを発売した。

 販売管理業務パッケージに蓄積されるデータをタブレットから閲覧できるようにするオプション。アプリケーション開発基盤としてサイボウズのクラウドサービス「kintone」を活用。スーパーカクテルに蓄積されるデータをkintoneを経由してタブレット上に送信可能にする機能を開発した。

 同オプションでは、kintoneのAPIを通じてタブレットなどのモバイル端末から基幹データへのアクセスを可能とするソリューションを提供。内田洋行が開発した「商品情報」「在庫情報」「得意先情報」「売上実績」「与信管理」など12種類のテンプレートを標準搭載しており、導入後すぐにデータ活用が可能となる。

 タブレットで活用する情報のデータ更新期間と頻度を自由に設定可能。例えば、在庫情報は5分ごと、マスタ情報は1カ月に1回など、クラウドへの同期の頻度を自由に設定することで、ネットワークに余分な負荷をかけずに済むという。

 また、kintoneの機能により、円グラフ、棒グラフなどさまざまな形式でデータを表示できる。忙しい経営者やマネージャでも、一目で状況を確認し現場に指示を出すことが可能という。

 用途としては、顧客訪問前の最新情報確認、在庫確認も可能なデジタルカタログ、経営者の簡易ダッシュボードなどを挙げている。

 タブレットオプションの価格は年額4万8000円(税別)、kintoneの価格は年額5万1725円(税別、5ユーザー)、合計年額9万9725円(税別)。

(川島 弘之)