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日本HP、Webブラウザから容易に管理できるレイヤ2スイッチ「HP 1810 v2シリーズ」

エントリー機は1万円を切る価格でライフタイム保証を実現

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は6日、Webブラウザから管理可能なレイヤ2スイッチ「HP 1810 v2シリーズ」を発表した。価格は9240円からで、同日より販売を開始する。また12月7日からは、同社のネットワーク製品として初めて、自社のオンライン販売サイト「HP Directplus」で販売するという。

 「HP 1810 v2シリーズ」は、Webブラウザから管理できる機能を備え、専任のIT管理者がいなくともネットワーク管理を容易に行えるようにしたレイヤ2スイッチ。ループ構成を回避しながら冗長構成を可能にするスパニングツリープロトコル(STP)/ラピッドスパニングツリープロトコル(RSTP)をサポートするほか、ネットワークのトラフィックが少ないときに機器の消費電力を減らし、最大72%の電力削減を実現する「省電力型イーサネット(EEE)」機能を搭載する。またファンレス筐体の採用により、消費電力の削減と故障率の低減を実現した。

 ラインアップには1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tモデル、100BASE-TX/10BASE-Tモデルそれぞれに8ポート、24ポートの2製品を用意しており、価格についても、従来シリーズと比較して最大44%の低価格化を実現。ライフタイム保証に対応しながらも、エントリー機で1万円を切る価格で提供される。

 具体的な価格は、100BASE-TX/10BASE-Tモデルの場合、8ポートの「HP 1810-8 v2 Switch」が9240円、24ポートの「HP 1810-24 v2 Switch」が2万1000円。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tモデルの場合は、8ポートの「HP 1810-8G v2 Switch」が1万4490円、24ポートの「HP 1810-24G v2 Switch」が3万5700円。

(石井 一志)