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アドバンスト・メディア、コールセンター向けクラウド型音声認識サービス

 株式会社アドバンスト・メディアは8日、コールセンター向けのクラウド型音声認識サービスを開始した。利用料金は1分60円~(利用額が多い場合は別途定額のバリュープランを提案)。

 アドバンスト・メディアでは、2003年からコールセンター向け音声認識ソリューションの提供を開始し、2010年には音声統合ソリューション「AmiVoice Communication Suite」を発売しているが、中小規模のコールセンターにはコスト面から導入が難しいという要望を受け、クラウド型音声認識サービスの提供を開始する。

 提供を開始するサービスは、録音した音声ファイルをクラウド上のサーバーに暗号通信(HTTPS)でアップロードすると、自動的に音声認識処理が行われ、音声と文字がセットになった処理結果ファイルをダウンロードできるもの。クラウドサーバーには業界別(金融、通信、製薬、製造、汎用)の音声認識辞書が用意され、適切な辞書を選んで使うことができる。

 アドバンスト・メディアでは今後、AmiVoice Communication Suiteの機能をクラウド上で利用できるよう、サービスを拡張していく。