BYODを実現するスマートデバイス業務活用支援サービス「cloudappbase」


 株式会社シーイーシー(CEC)は27日、iPhone/iPad/Androidなどのスマートデバイスを仕事に生かす業務活用支援サービス「cloudappbase(クラウドアップベース)」の提供を開始した。

 同サービスは、専用サイトから業務用アプリやコンテンツのダウンロード、ファイルの配信、端末の管理を行うことで、ウイルスの混入やデバイスの紛失・盗難などの業務上でリスクになりうるさまざまな問題に対応するもの。独自開発のプログラムを利用して、自由に利用できる「個人利用モード」と会社が機能を制限できる「業務利用モード」を切り替えて、スマートデバイスを使用できる。

 アプリ起動可否などのポリシーを設定可能。業務モード時はWebアクセスを専用のコンテンツ管理サイトのみに制限し、会社の認めたセキュリティチェック済みアプリやコンテンツの利用に制限することで、ウイルス混入リスクを回避する。また、リモートワイプやリモートロックといった簡易的なMDM機能を備えることで、紛失・盗難時にも対応する。

 提供形態は企業内に専用サイトを構築するオンプレミス型と、CECが用意した専用サイトを利用するクラウド型の2種類。価格(クラウド型)は、ライセンス費用が20~49ライセンスの場合で4800円/ライセンス、50~99ライセンスの場合で4200円/ライセンス、とボリュームディスカウントが適用される。そのほかディスク費用(1GB)が9600円/年、初期費用が10万円/年必要となる。

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(川島 弘之)
2012/9/27 14:47