NTTデータ、ハイブリッド対応DBサーバーの構築ノウハウをパッケージ化して提供

　株式会社NTTデータは13日、プライベートクラウドとパブリッククラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドに対応したデータベースサーバー「PRORIZE DBサーバー GresCube」を、2012年内に提供開始すると発表した。

　GresCubeは、NTTデータのシステム基盤構築ソリューション「PRORIZE」をベースにPostgreSQLを組み合わせ、ディザスターリカバリー（災害対策）環境に対応したシステム構成・開発テンプレートを整備した製品。自社環境と遠隔地またはクラウド上に構築したバックアップサイト間のデータ連携機能に対応し、高い事業継続性が必要なシステム環境を専門的な知識不要で容易に構築できる。

　導入形態は、システム個別に要件を設定したインストールメディアで、最短3日で納品が可能。設定は、導入ヒアリングシートに記入された情報から、NTTデータが過去に蓄積したノウハウを元に導き出した最適なパラメーターを適用しており、利用者はインストールメディアからサーバー機にインストール、初期設定を行うだけで利用可能となり、同等製品と比較して5年分のTCOを最大で50％削減できるとしている。