双日システムズ、VMware ThinAppによるアプリ仮想化ビジネスへ本格参入


 双日システムズ株式会社は4日、ヴイエムウェアのアプリケーション仮想化ソフト「VMware ThinApp」を利用したビジネスへ本格参入すると発表した。ユーザー企業やアプリケーションベンダーが抱えるクライアントソフト管理の課題を解決するために、コンサルティングや構築サービスを提供するという。

 ThinAppは、アプリケーションが稼働する環境を仮想OSやシステムファイルごと1つの実行可能ファイルにカプセル化しており、アプリケーションはその仮想OS上で動作するため、クライアントPCのOS環境やほかのアプリケーションとの競合などを意識せずにアプリケーションを利用可能。アプリケーションのインストールも不要なほか、同一アプリケーションの複数バージョンを動作させることもでき、柔軟なアプリケーションの管理と迅速な展開を実現する。

 双日システムズでは、こうした特徴を持つThinAppを用いたコンサルティングと構築サービスを提供することで、企業のアプリケーションに関する課題解決を支援していくとのこと。なお同社では、親会社である双日の使用する連結会計システム「DivaSystem」を、ThinAppによるアプリケーション仮想化へ移行した実績・ノウハウを持っており、今回のビジネスでもそれを活用する。

 なお適用シーンとして同社は、「Windows XPでしか動作しないレガシーアプリケーションをWindows 7で動作させる」「VDI環境でのThinApp利用によるストレージ容量・管理工数の削減、アドイン競合の排除など、クライアント環境の違いに影響されないアプリケーション配布」「インストール不要による、アプリケーション配布時のサポート負荷の軽減」「新旧2バージョンのクライアントソフトを1台のPCで稼働」といった例を挙げている。

 同社では、2012年度に2億円の売り上げを目指す。

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(石井 一志)
2012/9/4 16:16