CTC、タイ洪水で被災した日系企業にパブリック型IaaSを無償提供


 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は8日、タイの洪水で被災した日系企業を対象に、IaaSサービス「cloudage CUVIC OnDemand」の無償提供を開始した。また、IT関連全般の復旧に関する無償相談窓口をシンガポール支店に開設する。

 cloudage CUVIC OnDemandは、ITインフラを必要に応じてネットワーク経由で利用できるパブリッククラウド。専用のポータルからサーバー台数やリソース割り当て、ファイアウォールやロードバランサーなどのネットワーク設定などを、ユーザー自身で簡単に変更できるのが特長。

 洪水被害によってサーバーなどのITインフラが使用不能になった企業や、社内外に向けて被災状況を発信する臨時Webサイトを立ち上げる企業などに対して、60日間無償提供する。

 併せてシンガポールに開設する無償相談窓口では、cloudage CUVIC OnDemandの導入支援のほか、洪水被害にあったITインフラの復旧に向けた相談に無償で対応する。

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