ニフティクラウド、IaaS基盤のOEM提供を開始~第1弾として「So-net クラウド」で採用
ニフティ株式会社は6日、クラウドサービス「ニフティクラウド」において、IaaSプラットフォームのOEM提供を同日から開始すると発表した。
OEM提供の目的は、クラウドビジネスへ参入する企業の支援。提供を受けた企業は、新たに構築したコントロールパネルから、ニフティクラウドAPIを通じて、自社のクラウドビジネス展開に必要な機能を選んで活用できるという。また、すでにホスティング事業などを展開している企業が、ニフティクラウドと連携して、自社サービス利用者へサーバーの増減や縮退を自在に行うサービスを提供することも可能。なお、「NIFTY Cloudパートナープログラム」に参加する企業の製品を用いると、コントロールパネルの構築を容易に行うこともできる。
また、ニフティクラウドで提供されているコントロールパネルのデザインの一部を変更し、自社のクラウドサービスとしてする形態も用意された。
さらに、クラウドビジネスを迅速に立ち上げるために必要なサービス運営ノウハウを提供する「スタートアップ支援サービス」、24時間365日の技術問い合わせ窓口を設置する「OEMサポート支援サービス」も提供される。
このOEM提供の第1弾としては、ソネットエンタテインメント株式会社が提供する「So-net クラウド」が決定しており、同サービスは9月6日から事前予約の受け付けを始めている。
OEM提供の価格は、導入形態に応じた個別見積もりとなる。
OEM提供形態のイメージ | コントロールパネル構築例 |