ジェイズ、Cisco IronPortを統合管理する製品を販売


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(ジェイズ)は7日、セキュリティ管理アプライアンス「Cisco IronPort M670/M1070」の販売を開始した。

 同製品は、ライセンスオプションを投入することで、Cisco IronPortウェブセキュリティアプライアンス(WSA)や、Cisco IronPort電子メールセキュリティアプライアンス (ESA) を統合管理できる製品。各アプライアンスの設定管理やログの集中管理、スパムメール隔離領域の中央集中など、複数台のWSA/ESAを一元管理を実現する。

 Cisco IronPort M670/M1070は、中大規模拠点向けのラインアップ。Cisco IronPort M670は、2000ユーザー以上に最適化され、RAID 10や電源の標準二重化などに対応する。主なスペックは、2U、クアッドコアXeon×2基、4GBメモリ、300GB SAS×6基、Gigabit Ethernet(GbE)×4ポート、750W AC(デュアル)。価格は399万円(税別・設置調整費別)。

 同M1070は、2万ユーザー以上に最適化され、同M670の強化モデルとして高速CPU、大容量HDDを搭載する。主なスペックはクアッドコアXeon×2基、4GBメモリ、600GB SAS×6基、GbE×4ポート、750W AC(デュアル)。価格は599万円(税別・設置調整費別)。

 いずれの製品にもジェイズの保守サポートサービスが利用可能。ソフトサポート(テクニカルQA、ソフトウエアの提供、メーカーへのエスカレーション権、ハードウエア交換権)、先出しセンドバック、平日9時~17時オンサイトサポート、24時間365日オンサイトサポートを用意している。

関連情報