日立情報、リソース利用量を自在に変えられるIaaSスケーラビリティモデル
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株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)は18日、リソースオンデマンドサービス「BusinessStage ROD」に、ITリソースのスケール(利用量)を自在にコントロール可能な「スケーラビリティモデル」を追加し、提供を開始した。
同社は1月より、クラウド型と顧客占有リソース型のアウトソーシング双方の特長を兼ね備え、ITシステムの全体最適を実現するビジネスクラウドサービス「BusinessStage」を提供している。今回、BusinessStageのIaaS型サービスであるBusinessStage RODに、ユーザー自身がITリソースの利用量を自在に変更・コントロールできる「スケーラビリティモデル」を追加した。
同モデルでは、仮想サーバーの生成(スケールアウト)やサイズ変更(スケールアップ)などを、ユーザーごとに用意されるセルフポータル画面(Web)からコントロールできる。仮想サーバーへのシステムインストールもユーザー自身でリモート環境から実行でき、なおかつインストールする際に必要なCDメディアファイルを保管するストレージも無償で提供。仮想化ソフトとしては「VMware vSphere」を活用する。
基準となる価格は、1vCPU/1GBメモリ/10GB HDDの「Microプラン」が月額8190円/台、1vCPU/1GBメモリ/40GB HDDの「Smallプラン」が月額1万6170円/台、2vCPU/2GBメモリ/40GB HDDの「Mediumプラン」が月額2万4780円/台、4vCPU/4GBメモリ/40GB HDDの「Largeプラン」が月額4万1790円/台。月の途中でスケール変更した場合は、翌月から変更内容に対応した料金となる。
同社は今後もラインアップを強化しつつ、日立グループのクラウド体系「Harmonius Cloud」の1つとして積極的に展開し、BusinessStageで2011年に100億円の売り上げを目指す。