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スマホの通話定額プランで電話営業コスト削減「スマートダイヤラー」

 株式会社ナレッジフローは18日、スマホと連携する電話営業支援システム「スマートダイヤラー」を発売した。

 スマートダイヤラーは、ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」、auの「カケホとデジラ」、ソフトバンクの「スマ放題」といった各社の新通話定額プランを活用して、低コストでの電話営業環境を実現するサービス。従来かかっていた電話の通話料やシステム構築料・利用料などの高額な運用コストを削減する。

 PC10台で利用する場合の価格は、月額3万4000円(税別。内訳は通話定額プランの2700円×10とスマートダイヤラー利用料の7000円)。同社では、従来のシステム構築型では通話回数の条件次第ではおよそ月額30万円ほどになる場合もあるとして、価格メリットを訴求している。

価格比較例

 利用方法は、PCとスマホを連携させ、従来の顧客管理システムとも連携させ、PC上で顧客の電話番号をコピーするという操作で電話発信できる。ペースト操作は不要。例えば、顧客管理にExcelを利用している場合、電話番号のセルを右クリックしコピーを実行するだけで利用できる。この電話発信に通話定額プランを適用して、電話営業のコストを抑える。

電話発信操作の流れ

 そのほか、電話営業に役立つさまざまな機能として、発信履歴検索機能や録音データダウンロード機能などを搭載する。

発信履歴検索画面

川島 弘之