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富士通FIPのパブリック型IaaS、横浜に加えて大阪からも提供

 富士通エフ・アイ・ピー株式会社(以下、富士通FIP)は6日、パブリック型IaaS「HyConnect/オープンパブリック」について、すでに横浜データセンターからサービス提供している東京リージョンに加え、大阪千里データセンターを拠点とした西日本リージョンでの提供も開始した。

 HyConnect/オープンパブリックは、仮想マシンやディスクを顧客自身がセルフポータルから自由に増減できる時間課金のサービス。

 今回の西日本リージョンでのサービス開始により、システムの状況に応じて、物理的な距離があり電力供給エリアも異なる東日本・西日本リージョンから柔軟に選択可能となる。東日本リージョンのHyConnect /オープンパブリックやホスティング・ハウジングを利用している顧客は、西日本リージョンにディザスタリカバリシステムを構築することも可能。分散バックアップにも活用できる。

 また、すでに大阪千里データセンターではプライベート型IaaS「HyConnect/プライベート」を提供しており、今回のHyConnect/オープンパブリックと併用して、同一センター内で両環境を構内接続するハイブリッドクラウドも構築できるとしている。

 HyConnect/オープンパブリックは共用型(時間課金)で、価格は約6円(税別)/時間から。

川島 弘之