ニュース

NSSOLがOracle Database専門施設を設立、12cの先進的活用を促進

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(NSSOL)は24日、Oracle Databaseのビッグデータおよびクラウド基盤での活用支援に向けて「Oracle Database クラウドソリューションセンター」を設立した。

 同センターは、Oracle Database 12cの新機能に関する技術ノウハウを蓄積し、ビッグデータおよびクラウド基盤での活用とデータベースセキュリティ強化に向けたコンサルティングサービスを提供するのが目的。

 NSSOLは20年以上にわたりOracle Databaseにおける先進技術の蓄積に取り組んでおり、国内でも多数の導入実績を持つ。また、2013年には「Oracle Master Platinum」の資格を国内最多数取得するなど、Oracle Database技術の蓄積とエンジニア育成に注力している。

 同センターには、高度なスキルと持つ30名のデータベースエンジニアを配置し、OracleDatabase 12cの活用やセキュリティの強化を必要とする顧客への支援体制を強化。検証やコンサルティングを通じて、Oracle Database Enterprise Editionのオプション製品「Oracle Database In-Memory」「Multitenanto」、およびデータベースセキュリティ製品の導入を促進させる。

 具体的に提供するサービスは、インメモリによるシステム性能の改善について実機評価を行う「インメモリデータベース評価検証サービス」、データベース統合における集約効率、運用性、パフォーマンスの課題を解決する「データベース統合コンサルティング」、データベースの暗号化、権限管理、外部からの不正アクセスに対してシステム構築まで支援する「データベースセキュリティコンサルティング」。

 NSSOLでは、同センターを中心とした体制で初年度30件の導入実績を目指すとしている。

川島 弘之