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ソフォス、ユーザー単位で課金する統合セキュリティ製品「EndUser Protection」~PC・モバイルの両環境を保護

 ソフォス株式会社は1日、エンドポイント/モバイル向けのセキュリティ製品を統合し、ユーザー単位のライセンスで提供する「Sophos EndUser Protection」を発表した。従来はデバイス単位のライセンスだったライセンスをユーザー単位とすることで、セキュリティがおろそかになりがちだったBYODにおいても企業ネットワークを保護しやすくなるという。

 「Sophos EndUser Protection」は、クライアントPC向けのセキュリティ機能とモバイルデバイス管理(MDM)機能を利用できるセキュリティ製品。MDM製品の「Sophos Mobile Control」、Android向けマルウェア対策ソフト「Sophos Mobile Security Enterprise」、マルチOSのクライアントPCに対応したウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」、ネットワークストレージ向けのマルウェア対策ソフト「Sophos Network Storage」、リムーバブルディスクやメール添付ファイルを暗号化する「SafeGuard Private Crypto」などを統合し、ユーザー単位のライセンスで提供する。

 ソフォスによれば、BYODが盛んになるにつれて、既存のデバイス単位でのライセンスでは企業のネットワークを十分に保護できなくなっていたが、ユーザー単位の包括的なライセンスを提供することで、すべてのデバイスをカバーできるようになるため、企業のセキュリティレベルを向上させられるとのこと。

 価格は、100ユーザーの場合で、1ユーザーあたり年間6000円(税別)。

(石井 一志)