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キヤノンITS、HTML5・マルチデバイス対応のWebアプリ開発フレームワーク「Sencha」

 キヤノンITソリューションズ(以下、キヤノンITS)は14日、米SenchaとHTML5準拠でマルチデバイスに対応したWebアプリ開発フレームワーク「Sencha」シリーズのディストリビュータ契約を締結したと発表した。3月14日より販売を開始する。

 Senchaは、カリフォルニア州レッドウッドシティに本社を置くプライベートカンパニー。デスクトップからスマートデバイスまで一貫した開発をクロスプラットフォームで行えるフレームワークであるSenchaを手がけている。Senchaは、Webベース(HTML5/CSS3/JavaScript)のJavaScriptライブラリとアプリ制作環境で構成されており、従来に比べ効率的でデザイン性も高く、魅力的なクライアント・アプリの制作が可能という。

 日本語ドキュメント版のライセンス販売・技術サポートを行うとともに、同社自身も開発ツールにSenchaを採用することで、企業向けSIサービスの充実・拡大を図る。発売は3月14日を予定する。

 価格は、製品や日本語ドキュメント、メールサポートをフルセットにした「Sencha Complete」が12万円(税別)。

(川島 弘之)