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JBAT、ビッグデータ活用を支援する「分析クラウドサービス」

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)は29日、ビッグデータの活用を支援する分析サービス「分析クラウドサービス」を発表した。JBCCを中心としたJBグループで、2月1日より販売開始する。

 「分析クラウドサービス」は、Webブラウザベースで分析を行えるBIツール「WebReportシリーズ」をクラウドサービスとして提供するもの。顧客のニーズに従って各種サービスとの連携でき、基幹系のデータベース、SNSに代表されるWeb上のデータ、PC以外の機器に蓄積されるログ、センサーデータなどのデータを取り込むことができる。

 これによって例えば、「口コミや評判などの市場トレンドを新商品の企画へ取り入れるとどうなるか」、「温度や湿度のセンサーデータ、気象予報、来場者数を組み合わせるとどうなるか」などの、新しい気づきで予測が可能になるとのこと。

 またSaaS型クラウドサービスとして提供されるため、初期投資を最小限に抑えて、必要な時に必要なだけサービスを利用できる点も特徴とした。

 価格は、環境設定料金(初期費用)が9万8000円、月額料金が1ユーザーあたり5600円から。初年度100契約を目標としている。

(石井 一志)