ネットアップ、ユニファイドストレージのミッドレンジ新製品


 ネットアップ株式会社は8日、ユニファイドストレージのミッドレンジ新製品「FAS3220」「FAS3250」を発表した。

 新しいFAS3200シリーズは、大幅にパフォーマンスを向上した点、フラッシュに完全対応した点などを特長とするユニファイドストレージ。

阿多らしいFAS3200シリーズの特徴FAS3250

 FAS3220では、従来モデル(FAS3210)と比べて、システムメモリ3倍(HAペアあたり8GBから24GBに)、プロセッサコア数2倍(HAペアあたり4から8に)拡張し、最大80%のパフォーマンスアップを図った。ストレージ容量は2倍の最大480ドライブ・1.4PBまで対応。さらにPCI Express拡張スロットの数を3倍にし、ネットワークカード、Flash Cacheカード、追加ストレージ接続に対応した。

 一方のFAS3250では、従来モデル(FAS3240)と比べて、システムメモリ2倍(HAペアあたり16GBから32GBに)、プロセッサコア数2倍(HAペアあたり8から16に)拡張し、最大70%のパフォーマンスアップを図った。ストレージ容量は20%増の最大720ドライブ・2.1PBまで対応。

 こうした性能アップの一方で価格は大幅に値下げしており、従来モデルの最小構成価格が795万円(税別)だったのに対し、今回は最小構成価格382万円(同)としている。

 ネットアップでは「ストレージ要件が最も厳しいデスクトップ仮想化に最適な製品」として訴求する方針。

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