クラウドストレージベンダーのNirvanix、データの国外保管オプションを無償提供


 クラウドストレージ大手の米Nirvanixは22日、東日本大震災の影響を受け、データの保存場所を明確に選択できるオプションを、追加費用なしで提供すると発表した。

 Nirvanixは国内にデータセンターを保有しているが、被災地域からは約400km離れており、現在もすべてのサービスを通常通り利用できるという。しかし、データを慎重に保護したいという顧客のニーズを受け、データの保管場所を指定できるようにした。

 今回、明示的な保管場所の対象になるのは、米国のロサンゼルス、ニューヨーク、ダラスと、ドイツのフランクフルト。

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