NEC、ヴイエムウェア、シスコの3社、VMware vCloud Directorを用いたクラウド基盤の動作検証を実施


 日本電気株式会社(NEC)は8日、ヴイエムウェアのクラウド管理ソフト「VMware vCloud Director」の国内での販売開始に先立って、同製品を用いたクラウドコンピューティング基盤の動作検証を実施すると発表した。この検証は、ヴイエムウェア、シスコの両社と合同で実施し、各社製品を組み合わせたクラウド基盤についてのプロモーション活動も、共同で展開するとのこと。

 具体的には、NECのx86サーバー「Express5800/SIGMABLADE」、ストレージ「iStorage」と、ヴイエムウェアのVMware vCloud Director、同社の仮想化ソフト、シスコの仮想スイッチ「Cisco Nexus1000V」を組み合わせ、クラウドコンピューティング基盤の動作検証を実施。その検証結果を、検証構成やインストール・セットアップ方法なども含め、2010年度中に技術資料として公開する。

 また、各社の製品を組み合わせたクラウド基盤の優位性を、企業、官公庁、サービス事業者に対して共同でアピールし、事業の拡大を図るとのこと。まず、2010年度中にクラウドコンピューティングに関するセミナーを複数回開催するとともに、この内容を広くプロモーション展開するとしている。

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