ロジテック、WSS 2008 R2ベースのNAS製品を提供へ


 ロジテック株式会社は21日、最新のストレージ向けOS「Windows Storage Server(WSS) 2008 R2」搭載のNAS製品を、12月発売を目標に開発中だと発表した。

 WSSを搭載したNASは、国内のサーバー利用環境において大きなシェアを占めるWindows Server、あるいはWindowsクライアントとの親和性が高いほか、Active Directoryとの連携も用意に可能。また、Windowsアプリケーションのインストールによって、セキュリティの向上を図れるなど、カスタマイズ性に優れるといった特徴を持つ。

 ロジテックではこうした特徴を評価し、2008年6月にはNASのOSをWSS 2003 R2に統一することを発表。その後も、継続して製品を提供していた。

 今回は、Windows Server 2008 R2をベースにした最新のWSSを導入し、Windows 7/Vistaとの通信速度を向上したSMB 2.1など、最新技術を利用することによって、中堅・中小企業やSOHOにおけるITシステムの効率的な運用と、高い信頼性を提供するとしている。

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