アシスト、BIツールの効果的な活用を支援する「仮説型思考支援サービス」


 株式会社アシストは6日、BIツールを効果的に用いて、情報を戦略的に活用するための「仮説型思考支援サービス」を発表した。自社の取り扱い製品であるBIツール「WebFOCUS」「QlikView」などを新たに導入する企業、また、すでにBIツールを導入しており、より戦略的な情報活用を目指す企業が対象で、価格は600万円。

 「仮説型思考支援サービス」は、情報の戦略的活用のための要求定義を行うサービス。アシストがこれまでBI関連ビジネスで培ったノウハウをもとに、さまざまな角度から検証を行って、各企業のビジネス改善につながる核となる「仮説」を導き出すという。

 具体的には、情報活用の目的の定義と現状課題の分析を実施した後、必要なデータを捕捉/利用し、データの相関関係をさまざまな角度で検証。何がビジネス改善につながるかを、スキル・トランスファー型の支援により明らかにする。

 この中では、たとえば、「毎月行っている販売促進イベントはあまり効果がないのではないか」「イベントの実施タイミングを変更すると売り上げ向上に結びつくのではないか」といったことを新たな仮説として定義。その後で、その仮説を検証するために必要な軸や指標を検討するとした。

 この、仮説発想から検証までの流れ(仮説検証サイクル)を確立する方法については、アシストがノウハウを提供し、以降は顧客が自社でBIツールを利用した情報の戦略的活用を実現できるように支援していく。

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(石井 一志)
2010/9/6 13:09