マイクロソフト7月の修正パッチは計4件、Windowsヘルプの脆弱性などを修正


 マイクロソフトは9日、7月14日に公開を予定しているセキュリティ更新プログラム(月例パッチ)の事前情報を公開した。公開を予定している修正パッチは計4件で、修正する脆弱性の最大深刻度は4段階で最も高い“緊急”が3件、2番目に高い“重要”が1件。

 最大深刻度が“緊急”の3件は、Windows関連2件とOffice関連1件を修正する。Windows関連のうち1件は、Windows XPおよびWindows Server 2003に、もう1件は64bit版のWindows 7およびWindows Server 2008 R2に影響がある。Office関連の1件は、Access 2007/2003に影響がある。

 マイクロソフトでは、今月の修正パッチで、Windowsヘルプに関する脆弱性とCanonical Display Driverの脆弱性を修正するとしている。2件の脆弱性はいずれも、既にマイクロソフトがセキュリティアドバイザリを公開しているもので、Windowsヘルプの脆弱性については脆弱性を悪用した攻撃も確認されている。

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