ネオジャパン、GoogleカレンダーやOutlookとの連携に対応した「desknet's Ver.7.2」


desknet's Ver.7.2の画面イメージ

 株式会社ネオジャパンは21日、グループウェアの新版「desknet's Ver.7.2」を提供開始した。

 desknet'sは、300ユーザーまでの中小規模環境を対象としたグループウェアソフト。「スケジュール」「設備予約」「インフォメーション」「回覧・レポート」をはじめとする、全20種類以上の機能を標準で搭載する。また、前バージョン「Ver.7」からは、ガジェット(ウィジェット)やブログパーツなどのスクリプト系アプリケーションを、ポータル上に配置できるようになった。

 新版では、こうした外部のアプリケーションとの連携機能を強化した点が最大の特徴。プライベートで利用されることの多い「Googleカレンダー」の情報を、desknet'sのスケジュール機能を取り込めるようになったため、仕事とプライベートを分けて管理していた予定を、desknet'sで一元管理できるようになったという。対応する表示画面は「個人月間」のみで、主に、個人が自分の予定を管理する用途を想定していることから、連携したデータについては、ほかのユーザーとは共有しない。

 また、desknet'sのスケジュールやToDo、アドレス帳を、Outlookに取り込む機能も実装された。この機能を利用するためには、desknet'sのサーバー側にOutlook連携モジュールが、クライアント側にはOutlookクライアントモジュールが必要になる。

Googleカレンダー連携機能Outlook連携機能

 加えて、トップポータル画面に「エキサイトウェブ検索窓」を設置し、desknet'sからシームレスにWeb検索を行えるようにしている。この検索結果ページでは、desknet'sに関するさまざまな情報も取得できるほか、製品サイト内、マニュアル内のキーワード検索も可能で、利用中に生じた疑問を、すぐに調べることができる。

 さらに、インフォメーション機能(社内掲示版)におけるリッチテキスト機能を強化。Youtubeや、ネオジャパンのドキュメント共有サービス「libura」に登録されているドキュメントを、インフォメーション作成時に簡単に張りつけられるようにした。

 このほか、iPhoneのカレンダーであるiCalとの連携強化、設備予約機能のポータル対応など、20以上の機能強化・改善も行われている。

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