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ネットギア、10GbE対応NASのビジネスユーザー向けモデル3機種を発売
2017年7月27日 16:34
ネットギアジャパン合同会社は27日、10GbEポートを標準装備したデスクトップ型NASの4ベイモデル「ReadyNAS 524」(税別53万円)、8ベイモデルの「ReadyNAS 528」(税別96万円)と「ReadyNAS 628」(税別104万円)を発売した。
ReadyNAS 524は、4TB×4のHDDを搭載し、RAID 0/1/5/6/10/X-RAID2に対応する。CPUはPentium D1508、4GBメモリを搭載。10GBASE-T/1000BASE-T対応ポート×1、1000BASE対応ポート×1を備える。インターフェースはUSB 3.0×3、eSATA×1。本体サイズは185×239×194mm(幅×奥行×高さ)、重量は4.53kg。
ReadyNAS 528は、4TB×8のHDDを搭載し、RAID 0/1/5/6/10/X-RAID2に対応する。CPUはPentium D1508、4GBメモリを搭載。10GBASE-T/1000BASE-T対応ポート×2を備える。インターフェースはUSB 3.0×3、eSATA×1。本体サイズは192×288.55×319mm(幅×奥行×高さ)、重量は9.35kg。
ReadyNAS 628は、4TB×8のHDDを搭載し、RAID 0/1/5/6/10/X-RAID2に対応する。CPUはXeon D1521、8GBメモリを搭載。10GBASE-Tポート×2、1000BASE-Tポート×2を備える。インターフェースはUSB 3.0×3、eSATA×1。本体サイズは192×278×310mm(幅×奥行×高さ)、重量は9.01kg。
いずれも「ビジネスユーザー向けモデル」として位置付けており、エンタープライズクラスのSATA HDDを搭載。HDDを含めて最大5年間のメーカー保証を受けられるのが特徴。Intel製サーバー向けCPUと大容量メモリを搭載し、同時アクセス環境におけるファイル共有、バックアップ、仮想マシンのリモートドライブ、ディザスターリカバリーに最適としている。ReadyNAS 524/528は80人、ReadyNAS 628は120人までの同時アクセスに対応する。
ファイルシステムにBtrfsを採用し、実施回数無制限のスナップショット機能を実装。誤って上書きしたファイルや失ったファイルを、任意の時点の状態に復元できるとしている。
また、長期間アクセスのないファイルを保護する「ビットロット・プロテクション」や、多拠点のReadyNASへバックアップする「リモートリプリケーション」、外出先からスマートフォンやPCでアクセスする「リモートアクセス」の各機能を搭載。また、無償のアンチウイルスソフトも備える。