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アライドテレシス、PoE+対応GbEスマートスイッチ「AT-GS950/10PS」をリリース

AT-GS950/10PS

 アライドテレシス株式会社は、PoE+対応のギガビットイーサネット(GbE)スマートスイッチ「AT-GS950/10PS」を8月2日から出荷開始する。

 AT-GS950/10PSは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×8と、SFPスロットと1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tのコンボポート×2を装備したスマートスイッチ製品。

 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートは、IEEE 802.3at準拠のPoE+機能を搭載し、1本のイーサネットケーブルで通信データと大容量電力供給が可能。1ポートあたり30W、装置全体として75Wまで給電可能なため、PoE+対応無線LANアクセスポイントやネットワークカメラなどのさまざまなPoE+受電機器を接続できる。

 ウェブGUIを実装し、ポートミラーリングやVLAN、ファームウェアアップデート、設定ファイルアップデートなど、さまざまな設定をウェブブラウザーから行える。

 接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、ポートをディセーブルにするループガードに対応。特殊フレームの送受信によりループを検出し、ループ収束後は自動的に通信を復旧させる。

 VLANについては、IEEE 802.1Q準拠のタグVLANとポートベースVLANをサポート。クライアント間の通信を制御するマルチプルVLANにも対応する。認証モードとしてSingle Host/Multiple Hostに対応し、LANにおけるユーザー認証が可能。認証方式はMD5/TLS/TTLSをサポートし、付加機能としてIEEE 802.1XダイナミックVLANをサポートする。

 製品の価格(税別)は、AT-GS950/10PSが6万4800円、デリバリースタンダード保守1年付きのAT-GS950/10PS-Z1が6万7100円、デリバリースタンダード保守5年付きのAT-GS950/10PS-Z5が7万4600円、アカデミック製品のAT-GS950/10PS-T5アカデミックが5万8400円。