東京エレクトロンデバイス、米ShieldX Networksのハイブリッド／マルチクラウド対応型ファイアウォール「APEIRO」を販売

　東京エレクトロンデバイス株式会社は29日、米ShieldX Networksと販売代理店契約を締結し、ハイブリッド／マルチクラウド対応型セキュリティソフトウェア「APEIRO」の販売を開始した。

　APEIROは、標的型攻撃に対する新たな対策手法として注目される、データセンター内の仮想化環境で細かく分割したセグメント間のアプリケーション通信を可視化して制御し、セキュリティ処理を行うマイクロセグメンテーション技術を使った、ソフトウェアファイアウォール製品。

　ファイアウォールの設定は全物理ホストの仮想化マシンで共有され、同一ネットワークセグメント内であっても通信制御を行う。ネットワークの負荷、運用状況に合わせて、簡単にトラフィック処理エンジンのスケールアウトが可能。仮想マシンとネットワークはコントローラによる一元管理により、新規仮想マシンの作成や移動に伴う設定が不要になる。セキュリティポリシーも自動で適用されることから、システム管理者の管理工数と費用削減に寄与する。

　東京エレクトロンデバイスでは、APEIROの導入・構築・検証支援までをサポートするとともに、ヘルプデスク対応を行う。