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ネットワンシステムズ、クラウドへのインターネット接続経路と性能を可視化するサービスを提供
2017年6月16日 12:16
ネットワンシステムズ株式会社は、クラウドサービスへのインターネット接続経路と性能を可視化する「クラウドアクセス可視化サービス」を、6月30日から提供開始する。
サービスは、クラウドサービスへのインターネット接続経路と性能を可視化することで、トラブルの原因を企業管理内／外で切り分ける時間を短縮するとともに、インターネットが原因の場合には、その影響地域や状況を把握可能にするもの。
サービスのメニューは、クラウドサービスを提供する事業者向けの「インバウンド可視化」と、クラウドサービスを利用する企業向けの「アウトバウンド可視化」で構成される。両サービスともに、クラウドサービスへのインターネット接続経路／パケットロス／遅延、接続先ウェブサーバーの応答可否／応答速度／ダウンロード速度、ISP間の接続構成の変化といった項目を確認できる。
提供事業者向けのインバウンド可視化では、インターネット上に設置した複数の監視エージェントから、提供しているクラウドサービスへのアクセス環境を5分間隔で監視する。監視エージェントは世界主要都市（国内では4都市）に設置しており、国内利用者のみを想定したクラウドサービス、及び、グローバル利用者を想定したクラウドサービスの双方に対応する。
利用企業向けのアウトバウンド可視化では、企業内に設置した専用の監視エージェントから、利用するクラウドサービスへのアクセス環境を5分間隔で監視する。1台の監視エージェントから複数のクラウドサービスが監視でき、企業環境内のウェブサーバのアクセス監視用途にも利用できる。
サービスの価格（税別）は、インバウンド可視化が月額9万6000円から、アウトバウンド可視化が月額12万7000円から。ネットワンシステムズでは初年度3億円の売上を目標とする。
