ドコモ・システムズとNEC、クラウド型企業情報システムなどの代理店契約を締結

　NTTドコモグループのドコモ・システムズ株式会社と日本電気株式会社（以下、NEC）は30日、ドコモ・システムズのクラウド型企業情報システム「dDREAMS（ディードリームス）」、およびクラウド型Web会議サービス「sMeeting（エスミーティング）」に関して、代理店契約を締結したと発表した。

　dDREAMSは、ドコモグループ内の共通情報基盤として開発し、グループのセキュリティ向上、業務効率化、働き方改革を実現してきたシステム。クライアント対策・運用監視までを含めたセキュリティ対策や、労働時間・有給休暇の取得状況を見える化する機能、モバイルに対応したコミュニケーションツールなどを提供する。現在、NTTグループを含む22万ユーザーが利用しているという。

　一方のsMeetingは、ドコモ・システムズが提供するクラウド型Web会議サービス。クリアな音声によりスムーズなコミュニケーションが行え、端末にデータを残さない高度なセキュリティ設計により、モバイルでも安全な利用が可能。簡単な操作ですぐに会議をスタートできる。

　ドコモ・システムズは、長年にわたりdDREAMSなどの開発パートナーとして豊富なノウハウを蓄積してきたNECと販売パートナーシップを構築し、同社の営業力を活用することで、働き方改革やセキュリティの課題を抱える企業向けに、さらに販売を強化したい考えだ。