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NEC、米国にセキュリティ監視拠点として現地法人を設立、日米欧による24時間監視体制を整備

 日本電気株式会社(以下、NEC)は、セキュリティ監視サービス事業の拡大に向け、NECグループのセキュリティ専門企業である株式会社インフォセックの子会社として、米国に新たな監視拠点を設立し、2017年4月から運用を開始すると発表した。

 NECでは、NECおよびインフォセックのセキュリティ専門要員が、顧客のネットワークやウェブサイトを24時間365日体制で監視する、セキュリティ監視サービスを提供している。これまで、サイバー攻撃対策の導入・運用を支援する中核拠点「サイバーセキュリティ・ファクトリー」において集中的に監視を行っていた。

 さらに、日本・欧州・米国の3拠点で時差を利用して、各々が日中の時間帯に業務を行う24時間監視体制を構築することとして、2016年10月にオーストリア共和国に設立した「Infosec Austria」に続き、米国に新たな監視拠点「Infosec America」を設立する。

 新拠点ではセキュリティ事業拡大を目指し、現地パートナー企業の開拓やマーケティング活動も行う。