TKC、常陽銀行の法人向けインターネットバンキングとのAPI連携サービスを共同で構築

　株式会社TKCと株式会社常陽銀行は3日、TKCの企業向けFinTechサービス「銀行信販データ受信機能」と、常陽銀行が提供する法人向けインターネットバンキングのAPI連携実現に向けて、2017年6月サービス開始を目標として検討を進めることに合意したと発表した。

　API連携により、TKCのFinTechサービス利用者である中堅・中小企業は、法人インターネットバンキングのIDやパスワードを、TKCの会計ソフト「FXシリーズ」に登録をすることなく、常陽銀行の入出金明細データを取り込めるようになり、より安全で利便性の高いサービスを利用できるとしている。

　また、常陽銀行では、取引先企業により安全で利便性の高いFinTechサービスの利用環境を提供でき、FinTechサービスの利用をきっかけとしたインターネットバンキングのさらなる普及が期待できるとしている。