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Microsoft Azureただいま成長中、日本マイクロソフトが最新動向を紹介

Microsoft Azureのデータセンター(日本マイクロソフト公式ブログより画像引用)

 日本マイクロソフト株式会社は22日、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」の最新動向をとりまとめ、同社公式ブログにて発表した。AI普及に向けた新組織の設立、日本リージョンにおけるサポート強化などに言及している。

 ブログによれば、Azureは対前年比93%の成長を遂げた。1カ月あたりの新規契約は12万件、直近12カ月間には600以上の新機能・サービスを追加。仮想マシンの3台に1台がLinuxを実行している。

 また、データセンターは100カ所以上、リージョン数は32に上り、日本国内でも東西2つのリージョンを用意している。現在、海底のデータセンター構築に向けた実験を進めている。

 AIについても積極的に取り組んでおり、2017年は「AI元年」になると期待を寄せている。2016年10月には米国本社で5000人規模のAI特化型組織を設置したほか、AI関連のAPIを広く一般の開発者向けに公開するなど、「AIの民主化」も進めるという。

 日本では、クラウドの導入を考える企業向けに各種サポートを強化。東京・品川の日本法人本社には、曜日・時間限定の「Microsoft Azure 初めて相談窓口」がオープンした。