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A10、クラウド環境で最適なアプリ配信・セキュリティ・分析機能を提供するSaaS型プラットフォーム

 A10ネットワークス株式会社(A10)は5日、SaaS型アプリケーション配信管理プラットフォーム「A10 Lightning Application Delivery Service」(以下、Lightning ADS)を、日本市場にて2017年第1四半期より提供開始すると発表した。

 Lightning ADSは、マルチクラウドやハイブリッドクラウド環境で提供されるアプリケーションのパフォーマンスを最適化するSaaS型のサービス。最適化機能とともに、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、DDoS攻撃防御などのセキュリティ機能を同時に提供する「Lightning ADC」と、Lightning ADCに対する設定やサービス状況の監視を一元的に管理できる「Lightning Controller」から構成される。

 このうちLightning ADCは、各クラウド環境でレイヤー4-7のアプリケーション負荷分散、およびセキュリティ機能を提供。Lightning Controllerは、複数のクラウド環境で展開されているLightning ADCクラスタを一元的に管理することができる。またLightning Controllerでは、さまざまなクラウド環境にわたり、アプリケーション配信の管理やポリシー設定、ビッグデータのリポジトリ、およびアプリケーションごとの分析エンジンを提供するとのこと。

 さらに、アプリケーション単位でのインフラ管理、ポリシー管理、可視化と分析機能を提供するポータル「Lightning Portal」が提供されるほか、Lightning ADCが持つ全機能を外部から利用可能にするRESTful API「Lightning API」も用意される。コンテナやマイクロサービスベースのアーキテクチャに対応し、このAPIを通じて、ChefやPuppet、Ansibleなどの自動化ツールと連携できるため、DevOpsを実践する組織などでの利用に適しているとした。