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キヤノン、プリンターや複合機のオンラインサポートサービス「Remote Service」を開始

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は5日、オフィス機器の遠隔モニタリングシステム「NETEYE」を活用した、レーザープリンターやスモールオフィス向け複合機などの法人向けオンラインサポートサービス「Remote Service for Satera」「Remote Service for imagePROGRAF」の提供を開始した。

 NETEYEは、インターネットを利用してオフィス向け複合機の状態を自動検知し、機器の状態をリアルタイムで把握、機器の故障や予兆監視、消耗品の自動配送など、迅速な修理・保守サービスを提供するサービス。

 新たに開始する「Remote Service」では、NETEYEのシステムとノウハウを活用し、キヤノン製のレーザープリンターやスモールオフィス向け複合機、大判プリンターに対応。顧客機器の稼動状況や消耗品残量、故障内容などをリアルタイムにモニタリングすることで、顧客の管理負荷軽減を実現するとともに、機器のダウンタイムの抑制と、より迅速なサポート対応を可能にし、デバイスの安定稼動に必要な情報をメールで通知する。

 紙詰まりなどのエラー発生時には、状況確認の連絡と復旧のサポートを行うとともに、確認後には必要に応じてメンテナンスサービスの手配も実施。NETEYE専用サイトで、顧客が登録した機器の使用状況を統合的に確認でき、利用機器の合計使用枚数やサイズ別、モノクロ/カラー別、機器ごとの詳細な使用状況を閲覧・集計できる。また、ファームウエアやプリンタードライバーが更新された際にはメールで通知するほか、問い合わせの多い質問やトラブルとその解決方法についても、定期的にメールで案内する。

 サービスの対象機器は、「Remote Service for Satera」がレーザープリンター「Satera」シリーズと、スモールオフィス向け複合機「Satera MF」シリーズ。「Remote Service for imagePROGRAF」が、大判プリンター「imagePROGRAF」シリーズ。新サービスは保守契約の必要はなく、対象機器の利用者は無料で申し込み可能。