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ネクストセット、ロボットと顔認証を組み合わせたスタンプラリーシステム

システム概要

 株式会社ネクストセットは14日より、Microsoft Azure上で動作するロボット活用型スタンプラリーシステムの販売を開始した。価格は10万円から(税別・ロボット代を除く)

 このシステムでは、株式会社MJIが開発した据置型ロボット「タピア」を活用。タピアに内蔵されたカメラでスタンプラリー参加者を顔認証することができる。

 Microsoft Azureは複数のスタンプ拠点の連携を取り持っており、ダッシュボードを通じて混雑状況をリアルタイムで把握可能。Microsoft Cognitive ServicesのRecommendations APIを用いて、空いている拠点への誘導もできる。

 ネクストセットによれば、9月に開催されたイベント「Microsoft Foresight」でスタンプラリーシステムを実際に運用したところ、高い評価を得たことから今回の正式販売に至ったという。なお、システムの販売にあたっては、ロボット関連のマネージメント分野で株式会社DMM.comと協力している。

スタンプラリーシステムで使われるロボット「タピア」