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富士通SSL、分散型検索・リアルタイム分析エンジン「Elasticsearch導入サービス」を販売開始

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は6日、分散型検索・リアルタイム分析エンジン「Elasticsearch」の導入から運用サポートまでを、オープンソースソフトウェア(OSS)の専門家がワンストップで支援する「Elasticsearch導入サービス」の販売を開始した。

 Elasticsearchは、全文検索ライブラリ「Apache Lucene」を内包した、OSSの分散型検索・リアルタイム分析エンジン。テキストデータの検索や収集したデータのリアルタイム分析など、様々な用途に活用できる。

 Elasticsearch導入サービスでは、Elasticsearchを含む「Elasticスタック」と拡張プラグイン群「X-Pack」を活用し、データの可視化やセキュリティ、アラートなどの拡張機能も提供する。富士通SSLのエンジニアが、顧客の希望や要件をヒアリングし、ビッグデータを有効活用するための検索/分析方法の検討、既存システム環境に影響の少ないシステム設計など、豊富なOSS導入実績から得た独自のノウハウを活かし、トータルに支援する。また、導入後の運用については、Elasticの日本法人であるElasticsearch株式会社と連携し、充実したサポート体制を整えている。

 販売価格は個別見積り。参考価格としては、Elasticが提供するOSSのサポートと「X-Pack」の利用を含むパッケージのサブスクリプション価格が、3ノードで年額196万5000円(税別)から。富士通SSLでは2年間で2億円の販売を目標とする。