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IIJ、「IIJ GIO統合運用管理サービス」でジョブの実行を自動化する「ジョブ管理サービス」を提供開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は3日、顧客のシステムを一元的に監視・運用する「IIJ GIO統合運用管理サービス」の新たな品目として、「ジョブ管理サービス」の提供を開始した。

 IIJ GIO統合運用管理サービスは、IIJのクラウドサービスのほか、顧客のオンプレミス環境や他社クラウドサービスなど、複数箇所に点在するシステムを一元的に監視・運用するサービス。

 今回追加するジョブ管理サービスでは、複数の業務処理(ジョブ)について、実行・管理など一連の作業を自動化する機能を提供。システム監視に加えて、ジョブ管理も一元的に行なうことで、効率的なシステム運用を実現する。

 ジョブ管理に必要な機能をすべてSaaS型で提供するため、顧客は自社で機器やソフトウェアを購入する必要がなく、オンプレミスでジョブ管理を導入する場合に比べて大幅にコストを抑えることができる。顧客側でのライセンス管理やシステム開発、保守も不要で、容易に導入できる。

 顧客システムやクラウドサービスを監視するIIJ GIO統合運用管理サービスの一品目として提供されるため、新たな設備を入れることなく、ジョブの実行結果を電話・メールで通知することが可能。ジョブステータスはサービスポータルで参照でき、サービスのチケット機能と連携させることでアラートが自動でチケット起票されるなど、統合的な運用が可能となっている。

 ジョブ管理サービスの初期費用は無料。月額費用(税別)は、共用ジョブ(共用設備)の場合は1台あたり1万5000円、専用ジョブ(専用設備)の場合は1台あたり2万5000円。最低利用期間は、共用ジョブが1カ月、専用ジョブが1年。