電算とエンカレッジ・テクノロジ、自治体向けファイル無害化ソリューションの開発・販売で協業

　株式会社電算とエンカレッジ・テクノロジ株式会社は26日、自治体などの公共機関向け事業で提携すると発表した。両社は自治体情報システムの強靭性向上で協業し、それぞれの強みを生かしたファイル無害化ソリューションを提供するという。

　具体的には、エンカレッジ・テクノロジが11月末にリリース予定のファイル無害化ソリューション「ESS FileGate」の開発において、電算の持つ、自治体ネットワークに関するニーズ・要件のフィードバックを行うという。

　また電算は、信越地域を中心に各自治体への提案・販売活動を行うほか、自社が持つ他地域とのネットワーク網を介し、「ESS FileGate」の販売ネットワークの確立を図るとのこと。また、販売した「ESS FileGate」に対する一次サポートサービスも提供する。

　一方エンカレッジ・テクノロジは、「ESS FileGate」の開発・テストを行うとともに、電算の提案・販売ネットワーク確立に対する支援活動を実施。さらに、電算が販売した「ESS FileGate」に対する二次サポートを提供する。

　両社ではこの協業を通じて、全国の自治体に「ESS FileGate」を提案したい考えだ。