ニュース

ネットギア、中規模オフィス向けNASの新モデル発売、10GBASE-T×2の「ReadyNAS 4312X」など全18機種

「ReadyNAS」の2Uラックマウント型モデル

 ネットギアジャパン合同会社は2日、NAS「ReadyNAS」シリーズの中規模オフィス向け新モデルを発表。同日より販売を開始した。2Uラックマウント型の「4312X」「4312S」「3312」、デスクトップ型の「626X」「526X」で、さらにストレージ容量の違いにより全18機種がラインナップされる。価格は20~222万円(税別)。

 全モデルともインテル製プロセッサーを採用。このうち2Uラックマウントモデルの「4312X」はXeon E3-1245 v5(3.5GHz)、メモリーは16GB DDR4(ECC)という構成。また、ネットワークインターフェイスは10GBASE-T×2、1000BASE-T×4。12台のHDDを内蔵しており、製品型番「RR4312X6-10000S」のモデルでは最大ストレージ容量は72TB(6TB×12)となる。

 デスクトップ型の「626X」のプロセッサーはXeon D-1521(2.4GHz)、メモリーは8GB DDR4(ECC)。ネットワークインターフェイスは10GBASE-T×2、1000BASE-T×2、内蔵HDD数は6台(ディスクレスモデルもあり)。「RN626XE6-100AJS」では最大ストレージ容量36TB(6TB×6)。

 2Uラックマウント型・デスクトップ型いずれも10GBASE-T×2搭載モデルの場合、リンクアグリケーション機能により、最大20Gbpsの高速通信を実現。また、同時に冗長化も行われているため、一方のポートが故障した場合でも通信を継続できる。

 また、クラウドベースのリモートレプリケーション機能「ReadyNAS Replicate」を無償で提供。異なる拠点に設置したReadyNASをVPNで接続し、データをバックアップできるため、ディザスターリカバリーや盗難対策に有効としている。

 このほか、実施回数無制限のスナップショット機能、無償のアンチウイルス機能などを備える。製品保証期間は5年間。

デスクトップ型モデル