MJSとNTTPC、中堅中小向けERPをプライベートクラウド環境で提供

　株式会社ミロク情報サービス（MJS）と株式会社NTTPCコミュニケーションズ（NTTPC）は12日、中堅中小企業向けソリューションビジネスの分野で協業し、MJSのERPソリューションをNTTPCのプライベートクラウド型環境下で提供すると発表した。サービス開始は12月5日より。

　具体的に、MJSが開発・販売する中堅企業向けERPシステム「Galileopt NX-I」および中小企業向けERPシステム「MJALINK II」を、NTTPCが提供するデータセンターサービス「WebARENA」で稼働させることで、プライベートクラウド型ソリューションとして提供する。

　これにより、企業の経営課題であるBCPやDRに対応するだけでなく、企業の共通化されたIT基盤や運用基盤を整備し、ITガバナンスの強化やセキュリティ体制の強化など総合的なソリューション体制が整うという。一方、情報システム部門を持たない多くの中小企業に対しても、安心のサーバー管理・運用体制の下、ERPソリューションを提供することが可能になるという。

　価格は、Galileopt NX-I 財務対象が340万円（税別）から、MJSLINK II 財務対象が79万円（同）から、WebARENA 専用サーバーサービスが月額8万1000円（同）から。