ミラクル・リナックス、ZabbixのVMware監視テンプレート新版～処理能力を400％向上

　ミラクル・リナックス株式会社は14日、オープンソースの統合監視ツール「Zabbix」向けに提供されている「VMware ESX・ESXi監視テンプレート」を、バージョンアップすると発表した。

　この監視テンプレートは、監視対象のVMware ESX、ESXi環境にエージェントなどのプログラムを別途インストールすることなく、Zabbixによる監視を可能にするもの。ハイパーバイザーおよびゲストOSの死活監視、物理マシンの死活監視に加えて、物理CPU使用量、物理メモリ使用量、ネットワークトラフィック、物理ディスクのI/Oなどの監視を行えるという。

　新版では、従来版と比べて監視パフォーマンスが約400％向上したほか、ハイパーバイザー上で稼働しているゲストOSのリストも取得できるようになった。

　価格は、ライセンスが31万5000円、サポートが6万3000円。VMware ESX 4、ESXi 4/5に対応する。稼働環境は、Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX v6、Asianux Server 3 == MIRACLE LINUX v5、Red Hat Enterprise Linux 5/6、CentOS 5/6。