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SCSK、フロンティアAI時代に対応する「顧客伴走型統合セキュリティサービス」を提供開始
2026年9月24日 12:18
SCSK株式会社は17日、AIを活用したサイバーセキュリティサービスを通じて、フロンティアAIの進展に伴い高度化するサイバー攻撃への対応を包括的に支援する「顧客伴走型統合セキュリティサービス」の提供を開始すると発表した。
英AISI(AIセーフティ・インスティテュート)の報告書によれば、現時点ではフロンティアAIは、十分に防御されたITシステムに対しては、攻撃を達成できるとはいえないとされている。これを踏まえると、フロンティアAI時代に求められるのは、基本的なセキュリティ対策を迅速かつ着実に、継続して実行できる組織能力の強化になるとのこと。
今回提供を開始する「顧客伴走型統合セキュリティサービス」は、こうしたポイントを踏まえ、サイバーセキュリティリスク対策に課題を抱える企業に対して、伴走型で課題解決を支援するサービス。課題を1)応急対応、2)状態可視化、3)即時修復、4)防御・対応の高度化、5)ガバナンス強化――の5つのカテゴリに分類し、それに応じて最適なサービスを提供することで、継続的な改善・高度化を支援する。
1)応急対応では、セキュリティパッチ適用に関するベストプラクティスを提供するとともに、全社的な適用計画や推進体制の構築を支援。利用企業の環境に常駐する「分室」から計画策定・適用作業に伴走しながら支援することで、脆弱性への迅速かつ確実な対応を実現する。
2)状態可視化では、CMDB、SBOM、ASM、脆弱性情報を統合する情報基盤を構築し、IT資産・ソフトウェア部品・脆弱性の状況を一元的に可視化する。さらに資産の重要度や脅威情報を組み合わせたリスクベースの優先度判断(トリアージ)を支援し、真に対応すべきリスクを明確化する。
3)即時修復では、クラウドネイティブ技術や自動化基盤を活用し、脆弱性発見後の迅速な修復を実現する。セキュリティパッチの即時適用を前提とした運用プロセスとシステムアーキテクチャを整備し、継続的な修復能力の向上を支援する。
4)対応・防御の高度化では、ゼロトラストを中核としたマイクロセグメンテーションを推進し、侵害を前提としたセキュリティアーキテクチャを実現する。また、SOCモダナイゼーションとしてAI-SOCを提供し、AIを活用した高度な脅威検知・分析・対応により、防御力と運用効率を同時に向上させるとした。
5)ガバナンス強化では、フロンティアAI対策の全体構想、優先順位、ロードマップ策定から進捗管理までを支援する。さらにポリシー整備や教育・訓練を通じて、経営層から現場まで一体となった継続的なセキュリティガバナンスを実現する。
なお、SCSKでは今後、フロンティアAI時代に求められるセキュリティプラットフォームの実現に向け、国内外のパートナーとの協業・提携を通じたソリューションの共同開発や、AIを活用したサービスの拡充を進めていく計画だ。
具体的には、外部パートナーとの連携によるマルチモーダルなソブリン対応サービスの共同開発をはじめ、脆弱性診断やペネトレーションテストの内製化を支援するサービスを展開する計画。さらに、CMDB・SBOM・脆弱性情報を統合してリスクベースの意思決定を支援する情報基盤およびサービスや、AIを活用した次世代SOCの開発を推進するとしている。
