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SCSK、企業のAIエージェント活用と企業変革を支援する「NebulaCore」を提供

 SCSK株式会社は19日、企業のAI活用と業務変革を推進するサービス「NebulaCore(ネビュラコア)」の提供を開始すると発表した。

 SCSKは、中期経営計画で打ち出した「Next Dimension 2030~次元の異なるITカンパニーへの進化~」のもと、AIを活用したサービスやソリューションをより強力に市場へ展開し、顧客に一貫した価値を提供する「AX Enabler」への進化を掲げている。

 NebulaCoreは、その中核をなす取り組みとして、AIエージェントの開発から実行・管理までを統制のとれた仕組みで支え、セキュリティ・ガバナンスを確保した安全なAIエージェント活用を実現する。企業におけるAI活用のハードルを下げ、実効性のあるAXの実現と、継続的な企業価値向上に貢献する。

 SCSKは、多くの企業において、AI活用はガバナンスおよびセキュリティを担保できず、基幹業務や高度な業務プロセスへの適用に踏み切れないことや、AIエージェントの開発・運用ノウハウが特定部門内に閉じることで、類似エージェントの重複開発が生じること、個別の業務効率化にとどまり、全社展開に至らないといった課題に直面していると説明する。

 こうした課題を解決するため、安全な開発・実行・管理を可能にするシステム環境と、上流の構想策定から定着までを支えるプロフェッショナルサービスを統合し、全社AXを成功へ導く仕組みとしてNebulaCoreを提供する。

 NebulaCoreは、「AIエージェントとの協働による、新たな業務プロセス構築と価値創出」「統制のとれたセキュアなAI エージェント利用環境」「ベストプラクティスの全社資産化と再利用」という3つの価値を掛け合わせることで、AIエージェント活用を一過性の取り組みではなく、顧客の持続的な成長と競争力を支える経営基盤として機能させる。

 AIエージェントとの協働による、新たな業務プロセス構築と価値創出に向けて、NebulaCoreは人とAIが協働するこれからの環境変化にも柔軟に対応し、新たな業務プロセスの構築や事業価値の創出を支える。SCSKは、デジタルコンサルティングおよびエンジニアリングサービスを通じて顧客の現場に寄り添い、構想策定からAI前提の業務モデル構築、現場定着、新事業の立ち上げまでを共に推進する。顧客がこれまで培ってきた強みや業務ノウハウに、デジタルアセットの力を新たに掛け合わせることで、より高度な業務革新や新たな市場価値の創出に大きく貢献する。

 NebulaCoreのプラットフォームは、SCSKのITインフラ構築・運用のベストプラクティスを結集した技術体系「NebulaShift」の上に構築されており、エンタープライズグレードのAIガバナンスおよびセキュリティ機能を標準で装備している。開発時の品質評価やデータ保護、実行時の認証・権限管理や意図しない挙動を防ぐガードレール制御、管理運用時の判断プロセスやログの監査・記録など、各フェーズで必要な統制がシームレスに機能する。これにより顧客は、高度な安全対策を個別にゼロから設計・実装することなく、導入した時点からエンタープライズ水準の信頼性を確保し、重要プロセスへのAI適用を安心して推進できる。

 また、NebulaCoreは「エージェントライブラリ」を通じて、現場で検証されたベストプラクティスや知見を組織横断で安全に共有・再利用できる仕組みを提供する。SCSK提供の標準エージェント群と組み合わせることで、他部署での類似エージェントの重複開発や無駄な投資を解消する。全社での共有・再利用が進むほど、企業全体のデジタルアセットが拡充され、AI活用の品質と投資効率が継続的に向上する。

 NebulaCoreは、SCSKおよびグループ内での社内実践(カスタマーゼロ)を通じてエージェントライブラリの品質向上を図りながら、NebulaShiftをはじめとするSCSKサービス群と連携し、業種別・業務特化型テンプレートの提供や、基幹システム連携と自律協働環境(Agent to Agent)の実現などの方向性で、提供ケイパビリティを順次拡張していくとしている。