電通総研とエクスモーション、製造業のエンジニアに向けたオンライン教育サービスを提供

　株式会社電通総研と株式会社エクスモーションは26日、製造業のエンジニアを対象としたオンライン学習プラットフォーム「Eureka Box（ユーリカボックス）」エンタープライズ版を提供開始すると発表した。

　Eureka Boxは、製造業のエンジニアが、ソフトウェアファーストな次世代の製品開発スキルを学習できるオンライン教育サービス。例えば、モデルベース開発（MBD）、プロダクトライン開発（SPL）、要求仕様記述（USDM）、最新技術（エッジAI、ROS）などのスキルを習得できるという。

　また、受講者の習熟度やスキルセットに合わせ、3段階の学習レベルで合計1500を超えるな学習コンテンツが用意されており、受講者に適した学習レベルやコンテンツを選択可能。新人・若手、ハードウェアエンジニアといったソフトウェア開発の未経験者についても、開発スキルを確実に習得できるとした。

　なお、今回提供を開始するエンタープライズ版では、同一企業・敷地内の従業員を対象として受講者数が無制限に設定されているため、新人・若手社員向けには基礎プログラム、中堅社員向けには自社開発内製化の推進プログラム、ベテラン層向けにはリスキリング――といったように、幅広い受講プログラムからそれぞれの目的に合わせてコンテンツを選択し、社内に広く展開するといった活用を広く行えるとしている。