NTTレゾナントテクノロジー、ソフトウェアテストの定額アウトソーシングサービス「検証パッケージライト」を提供

　NTTレゾナントテクノロジー株式会社は31日、ソフトウェアテストのアウトソーシングを気軽に導入できるサービスとして、「検証パッケージライト」を提供開始すると発表した。

　今回発表した「検証パッケージライト」は、定額30万円の予算固定、かつベストエフォート方式にて、重要な機能に絞ったテストを行い、品質課題の洗い出すもの。Webサイト、スマートフォン向けアプリなどを対象に、一部機能に対するテスト実行、品質評価、レポーティングや、アドホックテストによる品質のサンプルチェック、環境依存の確認や品質課題点の洗い出しを実施する。

　検証端末はPC（Windows/Mac/Chrome）、スマートフォン（iOS/Android）などが対象で、成果物としては検証結果レポート、不具合報告書、テストログを提供する。検証期間の目安は、およそ5営業日程度とのこと。

成果物イメージ

　なおNTTレゾナントテクノロジーでは、クラウド検証サービス「Remote TestKit」を提供する一方で、NTTグループでのソフトウェアテストの実績を生かして、テストソリューション（第三者検証）を展開し、Webサービスやスマートフォン向けアプリのサービス運用・開発を行っている企業が持つ品質への懸念や、多種多様な端末でのテストにかかる手間を、第三者の立場からサポートしてきた。

　一方、テストのアウトソーシングを検討する企業にとっては、「どんな会社に何を依頼したらよいのか」「コストはどのくらいなのか」といった不安の声が少なくないとのことで、今回提供開始する「検証パッケージライト」は、こうした悩みを解決する第一歩に位置付けている。